こんにちは、随分と久しぶりな投稿になってしまいました
この夏、ビスケットが亡くなりました
7月24日
早くにご報告をしなければならないと思いつつ
なかなか書くことができませんでした
ちょうど、コロナが流行り出した時期
お腹を壊すことが多くなり、時々、てんかんの発作を起こす様になりました
クリニックに連れて行ってもこれといった原因はわからず
それでも、まだまだ元気で私たちもまだまだいけると思っていました
6月頃からは、少しづつ症状が悪化していき
7月には、抱っこをしないと外に出られなくなっていました
小さい頃に覚えた粗相は必ず外で
動けなくなっても必ず外でしかしない彼女のプライド
おむつをするのは最後まで拒否
7月は試練の時が続きました
少しづつ衰えていくビスケット
歩けなくなり、食べられなくなり、水も飲めなくなり、、
最後の1週間は本人にとっても私たちにとっても
苦しい時でした
ギリギリでビスケットに東京から会いに戻って来た長女
その翌日、みんなに看取られながら虹の橋を渡りました
ビスケットが私たちのもとにやって来たのは15年前のクリスマスの時期
ペットショップで売れ残った最後のジャックラッセル
私たちが見ると手招きをする様に遊ぼうとせがむ姿に
一同の心は一瞬でクラッシュ
翌日、次女の保育園のクリスマス会の後再びペットショップに行き
ビスケットを連れて帰りました
初めて飼うジャックラッセル
あまりのおてんばぶりに戸惑う私たち
小さなモンスターに四苦八苦しながら
ことあるごとに私たちにとってかけがえのない家族になっていきます
カラスを追いかけてもう少しで車に轢かれそうになったこと
お米を刈り取った後の田圃で娘たちと鬼ごっこ
まだ小さかった次女はビスケットによく靴を取られて
泣いてましたっけ
ビーチに行くと海はそっちのけで
海鳥を追いかけて崖の上まで走っていく様な怖いもの知らず
小さい頃から自然豊かな里山で育ったせいか
ボール投げだとかには全く興味なし
追いかけるのは生きているすばしこいもの
ゴキブリが出ると目を輝かせてハントしてたなあ
アメリカに渡ったのは3歳の時
この頃にはだいぶ聞き分けのいい犬になっていきます
アメリカに渡って
友達もなく不慣れな土地で、唯一ビスケットと公園に散歩に行くのは
私の毎日の一大イベントで
当時、ジョージアの日の当たらない暗いアパートに住んでいた私たち
唯一2時間ほど日差しが注ぐ窓辺で一緒に日向ぼっこ
夕陽に染まるビスケットの口髭に涙したなあ
泣いてると必ずそばにいてくれた
じっと目を見つめてくれた
子供たちが姉妹喧嘩すると吠えて止めに入ってくれた
いつでも短い尻尾を高回転で振って出迎えてくれた
カリフォルニアに引っ越してからは降り注ぐ太陽の元で思い切り
散歩したね
スクワロー、トカゲ、穴ネズミのハント天国
背に高いユーカリプタスの林、紫に染まるジャカランタ並木
青い空とパームツリーとビスケット
すっかりカリフォルニアの思い出と一体化してしまったね
ビスケットがいたことで、私たちは何百倍もの楽しい日々を送ることができました
ありがとう ありがとう
うちのこになってくれて、一緒にいてくれて
本当にありがとう
Eating
Sleeping
Playing
sometime razy-dog
Biscuit
半分はビスケットとの生活を書いた前ブログでした
ビスケットはマイブログのアイドル犬
いつもビスケットを応援してくれた皆様ありがとうございました
まだまだどこを見てもふと思い出して目が潤む日々ですが
そろそろブログ再開なるべく更新する様頑張ります